BUS VEHICLE




DESIGN CONCEPT
LOGO

「京成」が走っているから、安心してずっとこの街に住み続けられる。
「京成」が走っているから、この日常がもっと好きになる。
「京成」が走っているから、この地域が元気になる。
安全と安心に向かって真っ直ぐ、真面目に走り続けます。
しっかりと止まって、キメ細かいニーズにお応えしながら走り続けます。
信頼の京成バスブルーと4つの地域と共に、今日も明日も。この想いを「k」に込めて。
VEHICLE
画像をクリックまたはタップすると各車両の4面図が表示されます。
地域の皆様に親しみを持っていただくとともに、従業員が自信と誇りを持って安全運行に取り組めるデザインとするために、「京成」らしいデザインとは何か、それを象徴する色とは何か・・・この問いに対して、何度もワークショップを開催し、京成バスブルーと京成バスホワイトを基調とした配色を採用することとなりました。これらの色は、京成電鉄バスグループの一体感と信頼性を象徴するものであり、長年にわたり地域に根差して交通サービスを提供してきたブランドアイデンティティを表現しています。
さらに、沿線地域ごとの特色を反映するため、4つの地域カラー(花菖蒲色・紅緋色・天色・千歳緑色)をシンプルに塗装に取り入れました。これにより、各路線が地域とともに歩む姿勢を視覚的に表現するとともに、地域の皆様にとっても路線の識別性が高まり、利便性の向上につながっています。
車体デザインは、ブロック状の構成によってメリハリを効かせました。街の景観の中で映えながらも自然と溶け込むよう、毎日目にするバスであっても飽きのこないシンプルで洗練されたデザインに仕上げました。
COLOR
- ●京成バスブルー=青藍(せいらん)色
- 青藍色は、深みのある青にわずかに紫がかったニュアンスを含む、落ち着きと品位を兼ね備えた色調です。この青藍色をブランドカラーとして採用し、「安全」と「安心」というコアバリューを明確に表現しました。
- ●京成バスホワイト=生成(きなり)色
- 生成色は、自然な布地の色合いを指し、柔らかく穏やかな印象を与える一方で、無駄のない洗練された美しさを備えています。この生成色を青藍色と組み合わせることで、「正確」と「清潔」というブランド価値を表現しました。
- ●京成バス東京=花菖蒲(はなしょうぶ)色
- 花菖蒲色は、紫を基調とした上品で落ち着いた色合いであり、日本の伝統色の中でも特に高貴さや知性、静かな情熱を象徴する色として知られています。沿線地域に咲く花菖蒲の美しさと、東京下町に息づく伝統文化をモチーフにしたものであり、地域との深いつながりと伝統の継承を象徴しています。
- ●京成バス千葉ウエスト=紅緋(べにひ)色
- 紅緋色は、日本の伝統色のひとつであり、古来より情熱・生命力・華やかさを表す色として親しまれてきました。この鮮やかで力強い赤系の色彩は、沿線地域に広がる花々や果物の豊かな実りをモチーフとしており、地域の自然の恵みと活力を象徴しています。
- ●京成バス千葉セントラル=天(あま)色
- 天色は、澄み渡る空のような明るく爽やかな青系の色調であり、見る人に清々しさと安心感を与える効果があります。沿線地域に広がる海の風景や、上空に広がる雄大な青空をモチーフにしており、地域の自然環境と開放感を象徴しています。
- ●京成バス千葉イースト=千歳緑(ちとせみどり)色
- 千歳緑は、深みのある落ち着いた緑色であり、日本の伝統色の中でも特に「長寿」や「繁栄」、「安定」といった意味合いを持つ色として知られています。沿線地域に広がる里山の風景や、松の葉の力強く美しい緑をモチーフとしており、地域の自然環境と持続性を象徴しています。

INTERVIEW
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京成電鉄バスホールディングス株式会社
代表取締役社長 齋藤 隆
このたび、私たちのバスが新しい姿に生まれ変わりました。
今回のデザインは、さまざまな立場のスタッフが意見を出し合い、何度も話し合いを重ねて完成させたものです。皆で「乗りたくなるバス」を目指して、細部のディティールまでこだわりました。地域の風景や文化をイメージしたカラーリングを取り入れ、街並みと調和するようなデザインに仕上げております。乗ってくださる皆さまの気持ちが、少しでも明るくなるように――そんな思いを込めました。バスが単なる移動手段ではなく、皆さまの日常にちょっとした彩りを添える存在になれたら幸いです。 これからも、地域の皆さまに「このバスがあってよかった」と思っていただけるよう、地域とのつながりをさらに深めながら、安全・快適で、誰もが安心してご利用いただけるようなサービスづくりに取り組んでまいります。
今後とも、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 -

京成バス千葉イースト株式会社
成田空港営業所長 佐藤 和延
京成グループバス再編により社名が変更となりました。先日、私が所属する日本と世界の出会いの場であります成田国際空港の近くに位置する成田空港営業所に新デザインのバスが1台導入されました。
勿論ですが改めて社名が変わったことを感じ、感慨深いものを感じました。一緒に働いている仲間も同じことを感じたのではないでしょうか。新たなデザインのバスを送り出す際には、地域の皆様に今までにも増して愛されるバスとなるよう営業所の先頭に立ち、より一層頑張って行こうと心に誓いました。 また、会社名は変わっても、バスのデザインが変わっても日々私たちは、安全・安心にお客様を目的地まで運ぶことが使命であることに変わりはありません。
この度、改めて実感できたことに感謝し、会社の仲間と一丸となって地域・社会の発展に少しでも貢献できるよう頑張って参ります。 -

株式会社イチバンセン一級建築士事務所
代表取締役 川西 康之
このたびは京成電鉄バスグループの新しいブランドのデザインをお預かりするという貴重な機会を賜り、心から感謝申し上げます。 私個人にとって学生時代を共に過ごした馴染み深いバスであり、建築や地域づくりを生業とする者として、こんな嬉しい仕事はありません。
人口集中と過疎化、少子高齢化など様々な課題が山積する沿線地域において、「京成電鉄バスグループが毎日走るから、安心してこの街にずっと住み続けることが出来る」デザインを目指したいと思いました。そのデザインは毎日見ても飽きない、シンプルながら誇らしいデザインであるべきでしょう。 たくさんの社員の皆さんにお集まり頂いて、課題点と目標を共有し、自分たちで考えて決める会議を重ねました。手間と時間は掛かりましたが、新しいブランドづくりをご一緒できたと思っております。
まだ作業は終わっていません。より多くのお客様や沿線住民の皆さまに「京成電鉄バスグループは変わった」という共感を広げる作業を続けています。宜しくお願い申し上げます。

























